高橋名人似で爆発しない方の鈴木さんを国民的アイドルにしてみた16

1996年に発売されたゲームなのに、すでに「国民的アイドル」を目指すという言葉のチョイスが素晴らしかったゲームがありました。

すずきさんを「国民的アイドル」にするべく1年間の活動をフォローしていきます。


あいどるプロモーション~すずきゆみえ』(Amazon)



前回は、歌手活動に専念しようとした結果、撃沈してしまいました。

歌手活動と並行して露出する方向で進行すれば、少しはうまくいくような気がしています。


てなわけで、14回目の挑戦。


序盤の展開は前回と同じですが、「レコード会社のディレクターに面会」を頻繁にしながらも、それと同時に「テレビのバラエティー番組のアシスタント」など、ファン獲得に即効性のある仕事をこなしていきます。

テレビやラジオへの露出がそれなりにあって、ファン数がある程度増えたタイミングでCDデビューができたら、その曲を使ったテレビ出演が増えていく、という作戦です。


このゲームでは、どのイベントとどのイベントに因果関係があるかはいまいち判断しにくいので、ある程度はプレイヤーが因果関係を見越して動かないといけないような作り。


なので、想定したことを実行して、本当にそうなったらその行動を繰り返すことが、このゲームを攻略するうえで必須なこと。


実際に、上記のような作戦を実行してみたところ、若干ファンが少ない状態でCDデビューをしてしまったため、多少はこちらで持ち出さないと目立った仕事ができなさそうです。

ファン数が1000人程度だと、「テレビの歌番組のゲスト(キー局)」に40万円を支払わなくてはならず、地上波で歌わせてもらうための需要がいまいち生まれていなかったようです。

これがファン数が3000人くらいになると、「テレビの歌番組のゲスト(キー局)」が0円になり、こちらからの支払いはないモノの、お金をもらえるわけでもなく、出演させるかはちょっと悩みどころ。

しかし、テレビ出演でファンが増えることはわかっているし、キー局以外の音楽の仕事はすべて仕事として成立しているので、たまには0円の仕事をこなして知名度を上げながら次の展開を考えていきましょう。


実際、ファン数が6000人を超えると、「テレビの歌番組のゲスト(キー局)」で15万円の収入を得られるようになるため、このあたりのタイミングでCDデビューをできると仕事の流れとしてはいい感じになりそうですね。

今回は1月でこの展開ですが、バランスよく育てていけば、11月くらいでうまい流れを作れるんじゃないかな。


その後は、「小ホールでのコンサート」や「ミニアルバムのレコーディング」の仕事が発生し、さらに「小ホールでのコンサート」「シングルCDのレコーディング」と続き、当然ながらその合間にはたくさんの歌番組のゲスト出演。

グラビアなどの仕事を無理に入れなくても、音楽の仕事だけでやっていけるようになり、2月の待つにはファン数が1万人を突破。


3月中頃にはさらに「小ホールでのコンサート」が実現でき……こりゃ、「大ホールでのコンサート」なんてイベントは存在しそうにないな。

最後まで歌番組の出演で仕事を維持していき、最終的にはファン数「12,502人」でフィニッシュ。

「大ホールでのコンサート」的なイベントが発生しなかったことで何となく察しはついているのですが、たどり着いた先のエンディングは、大ホールでコンサートをする「国民的アイドル」。

結構効率よくやってきたはずの今回と、とりあえずクリアを目指して最初にクリアした時のエンディングが同じということは、このゲームのエンディングの数があまり多くないことを物語っているのかもしれません。


歌手方向はたぶんこれしかエンディングがないという判断で終わりにして、次は映画女優としての「国民的アイドル」を目指していきます。



最近発売された本でも今作の紹介部分を担当したので、書店で見つけた方は是非チェックしてみてください。


懐かしのプレイステーションコンプリートブック 語ろう! 僕たちの初代プレステ (メディアックスMOOK)』(Amazon)


まぁ、本ではランキングの中でちょっと触れているだけで、このブログの方が濃い内容になっているけど。

パッケージゲームを死ぬまで遊ぶログ(略称:パケログ)

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