『ファンタシースター』シリーズといえば、『ファンタシースターオンライン2』が現在でもサービスを継続していることもあり、今でもセガを代表するRPGなのですが、その起源ともいえる初代『ファンタシースター』はセガ・マークⅢ向けに1987年12月20日に登場したため、約30年の歴史があります。
ファミコンでは、1986年に『ドラゴンクエスト』が発売され、1987年の年末になると12月18日に『ファイナルファンタジー』、12月22日には『ウィザードリィ』が発売されることで、RPGが充実しつつある時期だったのですが、セガハードではまさにRPGが誕生した瞬間だったんですね。
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ボク自身は当時、セガハードはデパートのおもちゃ売り場で遊ぶ程度の接点しかなく、仲間内には誰一人所有している人がいなかったため、マークⅢやマスターシステムに触れるのにはちょっと時間がかかったのですが、今プレイする分にはリアルタイムとは違った楽しみがあるはずなので、『ファンタシースター』シリーズを改めて1からプレイしてみることにしました。
というわけで、『ファンタシースター』の挑戦が始まります。
『ファンタシースター』の舞台はアルゴル太陽系の第一惑星パルマ星とその周辺の惑星ということで、ファミコンでは中世ヨーロッパ的なイメージの強かったRPGに対して近未来をイメージさせる設定でした。
パルマ星は国王ラシークのもとで大変繁栄していたのですが、国王のラシークをはじめとする支配階級の貴族たちが邪教に憑りつかれてしまい、ラシークの永遠の命と引き換えにアルゴル太陽系を売り渡してしまったことから、人々の暮らしが脅かされてしまいました。
プレイヤー自身はパルマ星の中心都市カミニート居住地で生活している少女アリサ。
ある日のこと、突如、痛めつけられた状態で兄のネロが戻ってきます。
どうやらネロはラシーク周辺のことを調べているところで捕まってしまい、ボコボコにされてしまったようです。
カタカナ表記のため、若干力が抜けますけれど、ビジュアル的には十分にシリアスな場面。
「タイロンという強い男と組めばラシークを倒し、この星を救うことができるかもしれない」
ネロはアリサにすべてを託すと息を引き取り、アリサはネロの遺志を継ぎ、冒険に出ることになります。
とは言え、外に出る前に現在住んでいるカミニート居住区の調査が大事。
いろいろと聞き込みをしていると以下のようなことがわかりました。
・灯りがないと進めないダンジョンがある。
・勇者タイロンは「シオン」という街にいるらしい。
・港町ではいろいろな取引ができる。
・居住地の外には出ない方が身のため。
・カミニート居住地は戒厳令が敷かれている。
・鍵のかかったドアには「ダンジョンキー」が必要。
とりあえず、「シオン」を目指す必要があるけど、居住区の外は危険なので、慎重な行動が必要、といった感じでしょうか。
カミニート居住区のショップ状況は以下の通り。
アーマーショップ
・レザーシールド 30メセタ
・ボロンシールド 520メセタ
・セラミックの盾 1400メセタ
ドラッグストア
・ペロリーメイト 10メセタ
・ルオギニン 40メセタ
ツールショップ
・サーチライト 20メセタ
・エスケープクロス 10メセタ
・トランカーペット 48メセタ
「ペロリーメイト」や「ルオギニン」は体力回復アイテム。
「サーチライト」はダンジョンで使用すると灯りになり、「エスケープクロス」はモンスターから逃げるのに使用、「トランカーペット」は教会に戻るのに使用します。
当面はカミニート居住区周辺で力をつけていくため、アイテムは極力購入せず、装備を順次整えながらバトルを繰り返すことになります。
ネキセからは、ネロから預かった「ラコニアンポット」を貰うモノの、何に使うモノなのかさっぱりわかりません。
アリサの自宅に戻っても何もできないのですが、近くにあるスエロの家に行けばいつでも体を休めることができます。
教会では仲間を生き返らせることができますが、アリサ一人のときにはアリサが死んだ時点でゲームオーバーになるため、当面はお世話になることは少なそう。
一応、教会ではレベルアップに必要な経験値を教えてもらえるので、当面はそのあたりの活用にとどまります。
さて、次回からはしっかりと冒険していきましょうか。
ちなみに今から『ファンタシースター』をプレイするのであれば、この辺りがプレイしやすいかもしれません。
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