日馬富士の暴行事件以降、奇妙なやり取りが繰り広げられている相撲界。
暴行事件の現場にいながら、事件が明るみに出るまでだんまりを決め込んでいた現役横綱に品格なんてモノが存在するなんてことは全く感じなくなるわけですが、そもそも横綱の品格とはどんな感じなのでしょうか。
我々は普通に暮らしている限り、横綱になるチャンスなんてありませんけど、ゲームならば横綱になる道のりを味わうことができます。
今回も『若貴大相撲 夢の兄弟対決』に挑戦していきましょう。
『レトロフリーク (レトロゲーム互換機)』（Amazon）
『レトロフリーク ギアコンバーター【ゲームギア、セガ・マークIII、SG-1000用ソフト向け】』（Amazon）
十両１３枚目から５年で横綱を目指すという無理難題な課題に挑戦中。
まぁ、そうはいっても、自分でノルマを課したわけではなく、ゲームの目標がその無茶ぶりなのだから仕方がありません。
１年目の平成２年を終えて、まだ「東 十両 七枚目」なので、これって順調なのかと不安な気持ちはぬぐえませんが、このまま挑戦を続けます。
対戦ではタイミングよくカードを出していくのですが、３すくみを無視して、「引き」「押し」「投げ」の中から「押し」だけに絞って、ひたすらタイミングだけを磨いていきます。
１年の経験がモノをいうところ。
それなりに勝てるようになってきています。
７日目を終えて負けなしの７連勝。
すると、中日の報告がこんな感じ。
はいはい、今年もよろしくお願いします。
年賀状の発送がまだな方は、1月7日までに発送しないと62円になってしまいますよ。
まさか遊んでいる時期をゲームの方で知っているわけがありませんから、普通のテンプレな文章なのですが、なかなかタイミングよくいいモノを見れました。
しかし、このゲーム、絶対おかしいんですけど、昇格条件の表示がいちいち「全勝」なんですよ。
「のこり八日全勝で 十両 三」と言われると、全勝して十両優勝をしてもそこまでしか昇格できないのか、と残念な気持ちにしかならないんですよ。
現在、７連勝中なので、ここから全勝すると負けなしの１５連勝なのに、「東 十両 七枚目」から「東 十両 三枚目」までしか上がれないのはちょっとモチベーションが……。
とはいえ、やってやるしかありません。
しかし、やってみると結構あっさりと負けてしまい、終わってみれば10勝5敗。
優勝なんて夢の夢だったのですが、幕内と十両の各賞を見ると、何気に「若ノ花」が優勝しているし……。
これは負けられないと奮起してみると、次の平成３年春場所では11勝４敗で十両優勝できてしまいました。
もしかしたら、十両優勝って、それほど敷居が高くないかも。
続く平成３年夏場所でも11勝４敗するも優勝できず、先場所の結果はラッキーだったんだな、と思うに至り。
しかし、優勝したかどうかは昇格にはあまり関係なく、あくまでも勝敗だけで番付が決まっているようですよ。
続く、平成３年名古屋場所でも同じく11勝４敗で千秋楽を終えると……もう一人11勝４敗の力士がいたようで、「優勝のかかった一番！」が始まりました。
まぁ、単に優勝決定戦の一番が始まるだけですが。
勝負の相手は「高高山」。
今場所では十三日目に対戦して、引き落としで負けていました。
なので、ちょっと嫌な予感がしていたのですが、今回はガンガン攻められてしまい、ある程度抵抗したモノの、寄りたおしで負けてしまいました。
それでも、このゲームでは優勝したかどうかは関係なく、勝敗だけで昇格が決まるので、「西 十両 一枚目」で優勝した結果、無事幕内に昇進することができました。
その後、幕内の厳しさを教えてもらうような結果も出ていたりしますけど、平成３年の成績はこんな感じになっています。
平成3年初場所 「東 十両 七枚目」 10勝5敗
「西 十両 五枚目」に昇格。
平成3年春場所 「西 十両 五枚目」 11勝4敗
「西 十両 三枚目」に昇格。
十両優勝。
平成3年夏場所 「西 十両 三枚目」 11勝4敗
「西 十両 一枚目」に昇格。
平成3年名古屋場所 「西 十両 一枚目」 11勝4敗
「東 前頭 十三枚目」に昇格。
優勝決定戦で負け。
幕内に昇進。
平成3年秋場所 「東 前頭 十三枚目」 4勝11敗
「東 前頭 十四枚目」に降格。
平成3年九州場所 「東 前頭 十四枚目」 8勝7敗
「西 前頭 十三枚目」に昇格。
しかしまぁ、相撲では勝敗の差の分だけ昇格したり降格したりすると言われているので、本来ならば１０勝５敗ならば５枚分昇格しそうなのですが、実際には２枚程度しか昇格していませんでした。
それに対して、負けが込んだ時には４勝11敗だと、幕内から十両に落ちそうなところを、たった1枚しか降格しないという結果を見ると、多少負けても大丈夫なのかな、という気になってきます。
まぁ、どんどん昇格していかないと、5年で横綱なんて無理なので、できるだけ勝てるように、次回も頑張っていきましょう。
『若貴大相撲 夢の兄弟対決』（Amazon）
そういえば、以前発売された本でも今作の紹介部分を担当したような気がします。
『スーパーファミコンクソゲー番付 (マイウェイムック)』（Amazon）
0コメント