遊べば横綱の品格がワカッタカと思い礼を失しながらプレイするに至る8

日馬富士の暴行事件以降、奇妙なやり取りが繰り広げられている相撲界。

暴行事件の現場にいながら、事件が明るみに出るまでだんまりを決め込んでいた現役横綱に品格なんてモノが存在するなんてことは全く感じなくなるわけですが、そもそも横綱の品格とはどんな感じなのでしょうか。

我々は普通に暮らしている限り、横綱になるチャンスなんてありませんけど、ゲームならば横綱になる道のりを味わうことができます。

今回も『若貴大相撲 夢の兄弟対決』に挑戦していきましょう。


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ゲームの中の大関昇進はかなり厳しいようですが、そもそもリアルな平成4年の貴ノ花の番付は東前頭二枚目から始まり、三役と前頭を行ったり来たりしているため、ある意味、関脇で起こる試練はゲームなりのリアルな表現なのかもしれません。


しかし、現状は3場所連続全勝優勝で、連勝記録が45勝になっているのですが、この辺りに対応する気配は全くなさそうですね。

リアルな貴ノ花の連勝記録30は抜いていますけど、双葉山の記録、69連勝まではまだまだ足りないから何も反応がないモノと勝手に思っておきましょう。


すでに負ける気がしないので、このまま一気に横綱まで突っ走ります。

平成4年初場所 「東 関脇」 15勝0敗

「東 関脇」のまま。

優勝。


4場所連続全勝優勝で、連勝記録も60勝まで伸ばしていますけど、それでもまだ大関に上げてもらえません。

確かに張り手や頭突き、突っ張りなど、横綱の品格に問われそうなことはやっているかもしれませんけど、まだ横綱になったわけではありませんし、大関の品格何て表現もなさそうな気がしますけど。


まぁ、普通に勝ち続ければきっといつかは大関になれることでしょう。

カードを出す際のタイミングを多少ミスっても、体力があるためそれなりにリカバリーできているので、本当に負ける気がしないけど、ここで油断をしないことこそ横綱の品格なのかもしれません。

どんな相手にも胸を貸すつもりで挑む。

そんな横綱になりたいものです。


続く春場所、連勝記録がかかっているような気がしますけど、ゲーム内ではそんなことを記録として認める気配が感じられません。

それでも、連勝記録は勝手に目指すことにするため、負けられない相撲が続いていきます。


とはいえ、各場所の中日に表示されるテキスト演出が、前回のプレイの際のダメダメな貴ノ花の時と、今回のいい感じの貴ノ花の時で同じなのは何なんでしょう。

まぁ、条件を見て表示するのではなく、決め打ちで表示するテキストなのでしょうがないのかな。

もうすでに最年少三役ってことで問題ないでしょ?

気を取り直して春場所を終わらせると、こんな結果になりました。


平成4年春場所 「東 関脇」 15勝0敗

「東 張出大関」に昇格。

優勝。

大関昇進。

中日のテキストの通り、やっとのことで大関に昇進できました。

成績の割には関脇から大関までの流れがちょっと時間がかかり過ぎだったため、この後横綱審議委員からどんな注文があるのか気になりますが……。

あぁ、そうか。

そのあたりの流れがゲームの中でも表現されていたということ……でもないか。


まぁ、もう少しで横綱の品格がわかると思うので、次回も頑張っていきましょう。


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そういえば、以前発売された本でも今作の紹介部分を担当したような気がします。


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