なんんとかならなかった殺人事件を解決しよう1

そういえば『ミシシッピー殺人事件』を自力でクリアしたことがないな。


どうでもいいことなので、そのままスルーしてもよかったのですが、今ならばしっかりと攻略できるのではないかと思い、チャレンジしてみることにしました。


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『ミシシッピー殺人事件』は、当時、リアルタイムで購入したタイトルだったのですが、『ポートピア連続殺人事件』的なコマンド式アドベンチャーゲームを期待していただけに、あまりの違いに驚いたことを覚えています。

まぁ、それは単純にリサーチ不足なのはわかっているのですが、今見ると、むしろ海外系タイトルの流れとしては、その後ジャレコが発売した『マニアックマンション』なんかも含め、一般的なアドベンチャーゲームだったのではないかと……しかし、厳しい条件が揃いすぎていましたよね。

何が一番厳しかったかといえば、日本語の表記。

ひらがなとカタカナで構成された文章で、どれが誰のセリフかはすべてプレイヤー側の認識にお任せ。

改行位置やスペースの入れ方もいまいちで、文章を読むのが厳しかったんですよ。

あと、事件が起きた後、関係者への聞き込みをする際、1度聞いたことをその場でメモしないと再び聞くことができず、そのメモを活用しないと新しい証言が出てこないため、ハマるとクリアできなくなるけど、プレイヤー自身には何が原因なのかわからないという……。


あの頃のボクは、月刊少年ジャンプの攻略ページに掲載されていた手順を見ながらプレイしてエンディングを見ただけで、全体の構造が見えてなかったので、構造を理解しながら攻略ができればと思っています。


ゲーム内容をざっくりと書くと、ミシシッピー川をセントルイスからニューオリンズへと向かうデルタ・プリンセス号に乗っていた探偵チャールズ・フォックスワース卿と助手のワトソンが死体を発見してしまったため、真犯人を見つけるため、調査を始めるという内容。

ゲーム開始時に殺人事件をすでに起こっているけど、まだ事件が発覚していない状況なので、まったりとした状態でゲームが始まるのですが、死体を発見するまでは「あるく」と「さがす」しか実行できないため、のんびりと船内を移動しているだけなのに、裏ミッションとして死体探しが付いてくるような、理不尽な状態がしばらく続きます。

いや、知っていればすぐにその理不尽は終わります。


そんなわけで、何も知らないふりをしてプレイをしてもしょうがないので、死体を見つけて、死体が誰なのか知っている人を連れてきて、被害者が誰か判明させた上で、聞き込み調査や証拠品集めをしていくことになります。


船内には全部で26室あり、登場人物はすべて室内にいるため、外を移動しているときには誰にも会うことがありません。

一つだけ例外があり、一人だけ付いてきてもらうことができ、その時にはチャールズを操作すると、その後ろをワトソンと一緒にもう一人だけオプションの様についてくる状態で、室外に連れ出すことができます。


そんなわけで、謎解きに入る前にはどこに誰がいるか一通り回ってみると、こんな感じのマップが完成します。

船内は2つの側面から見た画面があり、特定の場所で上を押すと、逆側の側面に移動するようになっています。


しかし、なぜこんなところに落とし穴を……。

パッケージゲームを死ぬまで遊ぶログ(略称:パケログ)

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