NRC0009『せがれいじり』

「レトロフリークチャレンジ」の挑戦が続いていますが、一方で「レトロフリーク」でプレイできないゲームについても取り扱っていきたいので、「ノンレトロフリークチャレンジ」も並行して進めていきます。


「ノンレトロフリークチャレンジ」の第9回は「せがれいじり」を扱います。


せがれいじり』(Amazon)


初代プレイステーションの時代は、参入メーカーが一気に増え、パッケージ化されたゲームの種類が一番多い時期だったこともあり、変なゲームもたくさん発売されました。

今となっては、ダウンロード系のタイトルであっても、なかなかチャレンジできない時代になっていますが、ちょっと前の時代のダウンロード系のタイトルのような挑戦的なタイトルが初代プレステの時代にあったわけですが、『せがれいじり』は大手エニックスのタイトルではあっても、そっち系の内容で有名なタイトルだったりします。

タイトルからちょっと卑猥な感じがしてしまう人がいるとしたら、それは心に邪念があるからなのでしょう。

矢印のような頭をした彼こそが「せがれ」なわけで、その「せがれ」にちょっかいを出すとしたら、その表現こそ「いじり」なわけで、そのどこに卑猥な意味などあるのでしょうか。


……などと、ゲームに一切の不純がないことをアピールし終わったところで、ゲームを起動。

タイトル画面の思わせぶりに、再び脳内に浮かぶ卑猥な感覚に言い訳を繰り返していくことになります。

というわけで、タイトルやメインビジュアルから何やら怪しいソフトだと感じてしまう『せがれいじり』ですが、遊んでみるととりあえずは「せがれ」を操作するジャンプアクションのような様相。

あえて大枠で似たゲームを紹介するとしたら、『メトロイド』あたりが該当し、3Dではあるモノの、サイドビューアクションのような画面表現のマップを移動して、ギミックをクリアしていける場所を増やしながらゲームを進めていきます。


かといって、まともにアクションをさせてくれるかといえばそんなことはなく、ところどころにある奇妙なギミックの前に立つとテキストでそのモノの名前が提示され、ボタンを押すと奇妙な表題が現れます。


せがれいじり』(Amazon)


複数の2択や3択を選ぶことで文章を作ると、その文章に合わせた演出が出てくるのですが、なぜそんな発想になってしまったのかと頭をひねるモノばかり。

例えば最初の選択肢で「とぐろ」と「いっぽん」から一方を選び、次の選択肢で「うんこ」と「うんち」から一方選ぶと……正直どの組み合わせを選んでも大して変わらないような気がするのですが、クリエイターさんからすると別のモノということで、すべての組み合わせに対して違った演出が発生するため、その演出をひたすら見ていきます。

特定の演出を見た後にはマップ内に新規のギミックが発生することでゲームを進めていくことになり、数々の演出によって若干トリップ状態になった結果、どうにかエンディングまでたどり着くことができました。

ビジュアルや演出が過激なので、とにかく変なゲームに見える『せがれいじり』ですが、最初は一つのギミックに対して選択肢を選ぶ回数に制限があり、ゲームを進めるたびに回数を少しずつ回復しつつさらに選択肢を選んでいき、クリア後は何度でも選択肢を選べるようになるような、意外としっかりとした作りになっていたりします。

そして、各ギミックに直接跳ぶことができる、いわゆるファストトリップ的な要素もあるため、ちまちまと前に見なかった演出を見ていくのが楽でとにかく楽しいのです。


そんな『せがれいじり』を含め、プレイステーションクラシックには収録されなかったPSのゲームを、先日発売されたゲームラボで紹介させていただいているので、ご興味がありましたら是非ご確認ください。


ゲームラボ 年末年始特別号』(Amazon)





酒缶のノンレトロフリークチャレンジ

PS 9本 


パッケージゲームを死ぬまで遊ぶログ(略称:パケログ)

ゲームコレクターの酒缶が、ゲームについて何らかの情報発信をしていく場。 お仕事の依頼は sakekan0404@hotmail.com まで。

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