パクり?引用?パーフェクトマンデー14『北斗の拳 新世紀末救世主伝説』

ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば指摘していくパーフェクトマンデー。

第14回目は『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』に掲載されている『北斗の拳 新世紀末救世主伝説』を取り扱います。

懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !! (マイウェイムック)』(Amazon)

 

本の中身については、皆さんがすでに所有していることを前提に進めていくので、あえて引用として文章を掲載することは致しませんけど、本文を読むと大体こんな感じで文章が構成されています。

 

「マーク3からのパワーアップ要素」

「厳しい設定」

 

さて、ここでネットを検索して一つのサイトを見つけました。

 

北斗の拳 新世紀末救世主伝説 セガがまた大チョンボ。どうして同じ過ちを繰り返す? - ホワイトナッツ

 

このページの内容をコピペして、上記の項目に色を付けてみると、このような感じになりました。

黄色く塗った部分に若干入れ替えを行うと、こんな感じになります。

 

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「天帝編以降が舞台」

 

「ゲームシステムは前作のセガマーク3版とほぼ同じで、横スクロールのアクションゲーム」「アドベンチャーの要素を取り入れて」「ステージを自分で選択することができます。」「キャラが大きくなって」「前作とは比較にならないぐらいに進化」

 

「ライフがゼロになると、その時点で即ゲームオーバーになります。」「原作を知っていることが前提条件となっています。」「さらに要所要所で仲間と会話をするのですが、一言しか喋らないので会話の中からストーリーを把握することができません。」「セガマーク3版よりおもしろくないなんて、セガはどういうつもりでリリースしたのでしょうか。またしてもメガドラユーザーを裏切る結果になってしまいました。」

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すでに書籍を持っている方は、ぜひ『北斗の拳 新世紀末救世主伝説』のページの文章と比較してみてください。

なんとなく似た文章になったと思いませんか?

 

引用元のブログのブログ主「レトロゲーマーK」がこの本に参加しているようには思えないのですが、さて、この原稿を書かれたのはどなたなのでしょうか?

懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !! (マイウェイムック)』(Amazon)

 

奥付を見ると、「執筆・編集協力」には、「風のイオナ」「箭本進一」「タマキタロウ」「小島チューリップ」「圭月藍」「神野悟」とあります。

 

あと、QBQの編集の影響は可能性として残しておきます。

 

 

 

『北斗の拳 新世紀末救世主伝説』については、Wikipediaの「北斗の拳」を紹介するページのゲームの項目に紹介されていて、出典として「株式会社QBQ編 『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118704 p115」と記載されていますので、そこに書いてある内容と先ほど指摘した内容を比較してみると、何が起きているか把握できると思います。

なぜか『北斗の拳 新世紀末救世主伝説』の説明がファミコン版『北斗の拳2 世紀末救世主伝説』のところに記載されているという誤爆となっていたりするんですけどね。

 

北斗の拳 - Wikipedia

 

ゲームの項目

 

そして、こういうゲーム情報ロンダリングがこっそりと少しずつ起こされていることに多くの方が早く気付くことを望んでおります。

 

 

今後も、ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば、どんどん取り扱って数を増やしていこうと思っています。

パクりか引用かたまたま似てしまったか、実際のところはわかりませんけど、沢山集めることで、何が起こっているか具体的なことが見えてくるはずなので、新しい検証内容が見つかった際には月曜日に報告させていただきます。


パッケージゲームを死ぬまで遊ぶログ(略称:パケログ)

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