ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば指摘していくパーフェクトマンデー。
第１５回目は『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』に掲載されている『ＸＤＲ』を取り扱います。
『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !! (マイウェイムック)』（Amazon）
本の中身については、皆さんがすでに所有していることを前提に進めていくので、あえて引用として文章を掲載することは致しませんけど、本文を読むと大体こんな感じで文章が構成されています。
「名作シューティングのパクリ」
「残念な仕上がり」
さて、ここでネットを検索して一つのサイトを見つけました。
XDR - ゲームカタログ@Wiki ～名作からクソゲーまで～ - アットウィキ
このページの内容をコピペして、上記の項目に色を付けてみると、このような感じになりました。
黄色く塗った部分に若干入れ替えを行うと、こんな感じになります。
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「惑星セフィロス上空」「セフィロス古代遺跡」「ガーディア軍秘密基地」「グリーンムーン」「ガーディア軍母星基地内」「『グラディウス』や『ダライアス』といった当時の名作シューティングのあらゆる部分をパク…もといリスペクトしたようなステージ構造。」「この面に限らずボスはグラディウスによく似ている」
「そのすべてにおいて劣化してしまっている。」「1ステージが短めで、一周するのにあまり時間がかからない。」「ボスの攻撃方法がかなりワンパターン。」「グラフィックスがかなりショボい。ファミコンレベルといっても問題ないほど。」「ゲームの雰囲気とミスマッチな、温和で緊張感の薄いBGM。」
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すでに書籍を持っている方は、ぜひ『ＸＤＲ』のページの文章と比較してみてください。
なんとなく似た文章になったと思いませんか？
「ゲームカタログ」の文章を書かれている方がこのページの原稿を書かれているのであれば問題ないんですけど、さて、この原稿を書かれたのはどなたなのでしょうか？
『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !! (マイウェイムック)』（Amazon）
奥付を見ると、「執筆・編集協力」には、「風のイオナ」「箭本進一」「タマキタロウ」「小島チューリップ」「圭月藍」「神野悟」とあります。
あと、QBQの編集の影響は可能性として残しておきます。
『XDR』については、Wikipediaの「XDR (メガドライブ)」のページの「概要」の文章の出典として「株式会社QBQ編 『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118704 p112」と記載されていますので、そこに書いてある内容と先ほど指摘した内容を比較してみると、何が起きているか把握できると思います。
「概要」
そして、こういうゲーム情報ロンダリングがこっそりと少しずつ起こされていることに多くの方が早く気付くことを望んでおります。
今回に関しては文字数の少ないページなので、対象のタイトルを全力でディスろうとすれば似た内容になるのかな、と思わなくもないのですが、疑わしい内容はすべて出していくのがこのブログの方針ですので、ひとまず紹介した上で皆さんに判断して頂ければと思います。
今後も、ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば、どんどん取り扱って数を増やしていこうと思っています。
パクりか引用かたまたま似てしまったか、実際のところはわかりませんけど、沢山集めることで、何が起こっているか具体的なことが見えてくるはずなので、新しい検証内容が見つかった際には月曜日に報告させていただきます。
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