ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば指摘していくパーフェクトマンデー。
第4回目は『ゲームボーイクソゲー番付』に掲載されている『魁!!男塾 冥凰島決戦』を取り扱います。
『ゲームボーイ クソゲー番付 (マイウェイムック)』(Amazon)
本の中身については、皆さんがすでに所有していることを前提に進めていくので、あえて引用として文章を掲載することは致しませんけど、本文を読むと大体こんな感じで文章が構成されています。
「作画がひどくて見分けがつかない」
「対戦が地味でリーチ差が最大のポイント」
「セティのシャボン玉」
さて、ここでネットを検索して一つのサイトを見つけました。
魁!!男塾 冥凰島決戦 - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ - アットウィキ
すでに定番になっていますが……。
このページの「問題点」の項目をコピペして、上記の項目に色を付けてみると、このような感じになりました。
これだけだとちょっと足りないので、同じページの「特徴」と「総評」から次の項目を追加する必要があります。
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「1対1の横スクロール対戦アクションで、敵のライフをゼロにすれば倒した事となり」
「崩壊したバランスは如何ともし難く、「男塾が三度の飯より好きだ」という人でないとプレーするのは辛い。」
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黄色く塗った部分に追加部分をつけ足して若干入れ替えを行うと、こんな感じになります。
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「1対1の横スクロール対戦アクションで、敵のライフをゼロにすれば倒した事となり」「対戦中のキャラクターグラフィックはかなり稚拙。」「顔グラフィック無しでは誰が誰だかさっぱり分からない。」
「ガード・投げが存在しない。」「必然的に攻撃を1発1発当てていく地味な戦いを要求される。」「リーチの長短が強さの決定的差であると言っても過言ではない。」
「原作では伊達に一蹴された「セティ」は、「神獣の泡沫」なる濃硫酸のシャボン玉(飛び道具)が武器であり、ゲーム中最強クラスと言える。」
「崩壊したバランスは如何ともし難く、「男塾が三度の飯より好きだ」という人でないとプレーするのは辛い。」
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すでに書籍を持っている方は、ぜひ『魁!!男塾 冥凰島決戦』のページの文章と比較してみてください。
なんとなく似た文章になったと思いませんか?
「ゲームカタログ」の文章を書かれている方がこのページの原稿を書かれているのであれば問題ないんですけど、さて、この原稿を書かれたのはどなたなのでしょうか?
『ゲームボーイ クソゲー番付 (マイウェイムック)』(Amazon)
奥付を見ると、「執筆・編集協力」には、「ファミコン芸人フジタ」「高樹康平」「巴里一郎」「酒缶」「ジャンヤー宇都」「小島チューリップ」とあります。
ボクが書いた原稿ではなく、フジタさんも外して問題ないと思います。
あと、QBQの編集の影響は可能性として残しておきます。
「ゲームカタログ」というサイトは、誰でも書き込めるサイトのようですが、「他のサイトから文章をパクらない」というルールがあるようで、これってきっと本に関しても同じ条件が当てはまりますよね。
このまま、パクリ系書籍が増えると、書籍の文章の方が一般化してしまい、いずれ「ゲームカタログ」自体が逆に本をパクっているサイトとして疑われてしまう可能性があるので、「ゲームカタログ」の関係者もきちんと調査をした方がいいと思うのですが、いかがでしょうか。
今後も、ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば、どんどん取り扱って数を増やしていこうと思っています。
パクりか引用かたまたま似てしまったか、実際のところはわかりませんけど、沢山集めることで、何が起こっているか具体的なことが見えてくるはずなので、新しい検証内容が見つかった際には月曜日に報告させていただきます。
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