昭和61年のあの日。
シャーロック・ホームズのゲームが発売されると聞いて、きっと『ポートピア連続殺人事件』的なアドベンチャーゲームを体験できると期待するも、「ファミリーコンピュータMagazine」の紹介ページの画面写真がどう見てもアクションゲームにしか見えなかったため、心の中の天岩戸の扉をそっと閉じました。
『ミシシッピー殺人事件』で傷ついた心は『シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』では癒すことができないと分かったボクは、『たけしの挑戦状』を選んで大人になりました。
あの時、『たけしの挑戦状』を選ばずに『シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』をプレイしていたら、ボクはどんな大人になれたでしょうか。
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平成時代になってから触れた『シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』は、取扱説明書を見ると、一応、アクションアドベンチャーゲームであることはわかるも、取扱説明書にある誘拐事件とゲームが始まっていきなりロンドンに放置されるシャーロック・ホームズの現状の間には大きな乖離がありすぎて、ダメージを受けながら街中の人々を全力で蹴り倒し、体力がなくなったらゲームオーバーを見て、そっと電源を切ったモノです。
平成の時代は諦めていましたけど、時は昭和から平成になり、令和の時代がやってきたことで、もしかしたらこの時代ならば、心の天岩戸の扉を開くことができるのではないかと思い、勇気をもってソフトをレトロフリークに差しました。
令和の時代ならばきっと乗り切ることができるのではないでしょうか。
ゲームが始まるといきなり目の前に駅があります。
これからこの世界を冒険するのですから、ロケハンは重要です。
そこで、まずは駅に入ってみると、行ける場所と料金一覧を見ることができました。
地獄の沙汰も金次第。
旅行をするにも金次第。
正直、英国の都市の位置関係なんか全然わかりませんけど、とりあえず「ロンドン」と他の都市の距離感はこの金額を見ればわかるという事でしょう。
カーソルを動かしたら隣の地図の〇の色が変わってくれるとありがたいのですが、そのような処理は入っていないようです。
どうやら、右下の〇が「ロンドン」で左下の〇が「ブリストル」のようですね。
お金が溜まったら、上から順番に訪問することにしましょう。
『シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』(Amazon)
建物の位置関係を把握するために、扉を見つけては飛び込んでみると、今度は「ワトソン」を発見。
取扱説明書を見ると、「シャーロック・ホームズ」の相方ともいえる「ワトソン」の説明に「ホームズの友人であり、名医でもある。パパイヤ団と戦い、傷ついたホームズを治療してくれる。」とあり、原作では友人や名医だけど、このゲームの中では回復役に徹していることが確認できます。
『ミシシッピー殺人事件』のワトソンほどは画面内にいてくれないようですね。
ただで回復してくれる場所が確保できれば、ある程度の無茶をすることができます。
『シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』(Amazon)
更にロケハンを続けていると、今度は「ドリンク」を売っている薬屋を発見。
「ドリンク」は回復用のアイテムなのですが、1つしか持てないようなので、とりあえず購入だけはしておきます。
そうすると、画面の右上のアイテム欄に「ドリンク」のアイコンが表示されたので、きっとゲームを進めていくと、このアイテム欄が埋まっていくのだろうと確信を持ちます。
というか、建物の人と会話するのに、なぜいちいち英国の地図が表示されるのでしょうか。
英国の地図のインパクトがありすぎて、会話相手のキャラクターの存在が本当に小さく感じてしまいますよ。
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とりあえずアドベンチャーゲームでいうところの会話系の作りが分かったので、次回はアクション部分の把握を進めようと思います。
このペースで行くとどのくらいかかるかわかりませんけど、令和時代中にはクリアできるように頑張っていきます
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