ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば指摘していくパーフェクトマンデー。
第21回目は『プレイステーション クソゲー番付』に掲載されている『RISING ZAN THE SAMURAI GUNMAN』を取り扱います。
引用元:「プレイステーション クソゲー番付」P113
『プレイステーション クソゲー番付 (マイウェイムック) ムック – 2017/12/14』(Amazon)
『プレイステーション クソゲー番付 (myway mook) Kindle版』(Amazon)
クソゲー番付シリーズは、ファミコンから始まって、スーパーファミコン、ゲームボーイと続いた後、プレイステーション版が発売になっています。
以前にも紹介している通り、ボクもスーパーファミコンとゲームボーイの本では執筆で参加しつつ、パッケージ写真の素材協力を行っていました。
それに対して、このプレイステーション版に関しては一切協力していないのですが、以前にも書いた通り、「懐かしのプレイステーションコンプリートブック」でボクが担当して撮影した周辺機器の写真を勝手流用していたことが後で判明し、指摘することでどうにか使用料を頂いたという経緯がある本だったりもします。
そんなわけで、ボクがまだQBQに対して今ほど疑惑の目を向けていない時期、というか、一気に疑惑の目を向け始めた時期の本なわけですが、ファミコンやスーファミ、プレイステーションの本ではしっかり撮影していたパッケージの写真に対してかなりの疑惑が存在します。
奥付を見てみると、これまでと違って「素材協力」の欄がありません。
そして、「写真撮影」にはしれっとQBQの社長の「渡辺則明」の名があります。
引用元:「プレイステーション クソゲー番付」P128
『プレイステーション クソゲー番付 (マイウェイムック) ムック – 2017/12/14』(Amazon)
『プレイステーション クソゲー番付 (myway mook) Kindle版』(Amazon)
この記述をそのまま信じると、この本に使用されている写真については「QBQ」の「渡辺則明」氏がすべて撮影していることになるのですが、その撮影方法がかなり疑問です。
というのは、この記事の最初に紹介した写真を改めて確認して頂くと、『RISING ZAN THE SAMURAI GUNMAN』のパッケージ……というか取扱説明書の写真になると思うのですが、なぜか海外版なんですよね。
引用元:「プレイステーション クソゲー番付」P113
『プレイステーション クソゲー番付 (マイウェイムック) ムック – 2017/12/14』(Amazon)
『プレイステーション クソゲー番付 (myway mook) Kindle版』(Amazon)
これってカメラを構えて、パッケージを目の前に置いて撮影しているんですか?
ネットにあるパッケージ写真を拾ってきていたりはしませんよね??
同じページにある画面写真を見ると日本語テキストになっているので、プレイ自体は日本語版をプレイしていることを前提に記事を書いているのはわかるのですが、まさかそのパッケージが上記の海外のレーティングが表示されている海外版、ということは……。
ちなみに日本語版はこんな感じですね。
RISING ZAN | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト
この本では、それぞれの番付の横綱と大関のタイトルに関しては、取扱説明書の中身の写真が使用されているので、その部分についてはしっかりと撮影されているのでしょうけど、他のゲーム機ではパッケージ正面写真に該当する、取扱説明書の正面写真については実際に撮影したモノかどうかは疑惑しかないことをお伝えしておきます。
QBQ金子問題はまだまだ追及していく予定ですが、彼らがゲームはもとよりゲームが好きでネットに情報を載せている人や、この手の本を期待している人に対して、いかにいい加減な気持ちと態度で仕事をしているかということを多くの人に浸透することを望んでおります。
今後も、ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば、どんどん取り扱って数を増やしていこうと思っています。
パクりか引用かたまたま似てしまったか、実際のところはわかりませんけど、沢山集めることで、何が起こっているか具体的なことが見えてくるはずなので、新しい検証内容が見つかった際には月曜日に報告させていただきます。
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