ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば指摘していくパーフェクトマンデー。
第24回目は『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』に掲載されている『ぷよぷよ通』を取り扱います。
引用元:「懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!」P038
『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !! (マイウェイムック) ムック – 2018/2/17 』(Amazon)
ついに発売されたメガドライブミニの人気にかぶせるわけではないのですが、今回もメガドラ関連の書籍で、パッケージ写真についての考察を行います。
マイナーなタイトルであれば、どんなパッケージかわからず間違ってしまうようなことがあるのかもしれませんけど、『ぷよぷよ通』くらいメジャーなタイトルであれば、間違うことがないでしょう……という油断があったかどうかはわかりませんけど、前回までの海外版パッケージとはちょっと事情が違い、どうやらこの写真はメガドライブ版のパッケージですらなさそうなんですよ。
メガドライブ版の発売年は、記事にもある通り1994年。
それに対して、このページのパッケージにあるロゴを見るとどうやら1995年となっているっぽいです。
そこで、このページにある移植情報を辿ってみると、GG、SS、SFC、PCE、PS、GB、WS、ネオジオポケット、PS2、3DS、Androidと多岐にわたっていることが分かるのですが、この中で1995年に発売されているのはSSとSFCの2ハードのみ。
SFC版のタイトルは『スーパーぷよぷよ通』なので該当しませんし、SS版はCDジャケットなので、パッケージの形状が違います。
全く役に立たない本だな、と吐き捨ててみるも、このままでは回答にたどり着かないため、この本よりは役に立つであろうウィキペディア先生にあたってみると、SS版と同日にPC98版とDOS/V版が発売されていることが分かったので、画像を求めて検索してみると、どうやらパソコン版のパッケージだと判明しました。
これはまた駿河屋さんトコから流用しているのではないかと思って、探ってみたのですが、日焼具合がだいぶ違うので、駿河屋さんトコからの流用ではなさそうですが、一応、ご確認いただける同バージョンのパッケージということで、サンプルがてらに画像引用させていただきます。
前回までの海外バージョンのパッケージが掲載されていたことに関しては、うっかり間違ってしまってマヌケだな、とスルー出来ないこともないのですが(編集もブレーンも担当ライターも相当恥ずかしいはずだけど)、さすがにメガドライブを紹介する本にメガドライブ版としてPC版のパッケージを掲載してしまうのは、相当な……まぁ、ネットから写真をパクったのであればどのバージョンか判断できない人が本を作っているという話にしかならないのかもしれませんけどね。
当然ながら、この書籍の奥付を見てみると「素材協力」の項目はありませんから……。
引用元:「懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!」P128
『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !! (マイウェイムック) ムック – 2018/2/17 』(Amazon)
「写真撮影」の項目にある編プロ・QBQの社長である「渡辺則明」氏が犯人ということですよね。
ネットから写真をパクりまくっているQBQ金子問題に対して、世間にお詫びも情報の公開もしていない編プロとブレーンが作っている「懐かしパーフェクトガイドVol.9」は美少女ゲーム特集だそうで、さすがに今はパクりはやっていないでしょうけど、その一方で、QBQが編集している「今こそ遊びたい!最強のシューティングゲーム」を立ち読みしてみたら、見事パッケージを使用しないで記事を作っていて、現在はバレやすいパッケージは使わない方針で本を作っていることが判明しているので、ぜひ、ゲーム好きな皆さんは今号も厳しい目でチェックしてあげてくださいね。
『懐かしパーフェクトガイド Vol.9 美少女ゲームクロニクル・レトロゲーム最高美少女決定戦 雑誌 – 2019/10/11』(Amazon)
『永久保存版 今こそ遊びたい! 最強のシューティングゲーム (マイウェイムック) ムック – 2019/9/17 』(Amazon)
ボクは彼らが関わっている本を買うこと自体が世の中をダメにすると認識しているため、今後も立ち読みできる本屋でのチェックにとどめておくことにしますけどね。
今後も、ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば、どんどん取り扱って数を増やしていこうと思っています。
パクりか引用かたまたま似てしまったか、実際のところはわかりませんけど、沢山集めることで、何が起こっているか具体的なことが見えてくるはずなので、新しい検証内容が見つかった際には月曜日に報告させていただきます。
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