ゲームを収集するうえで一つのポイントになるのがバージョン違い。
個人的には、同じハードで発売されている同じタイトルであれば、通常版と限定版と廉価版は同じだと解釈しているのですが、このあたりのバージョン違いを別のタイトルとして収集されている方もいるかもしれません。
このバージョン違いを別のタイトルとして集計するか、同じタイトルとして集計するかで、そのハードに対応するソフトのタイトル数が変わってくるのですが、皆さんどんな感じで集計しているのでしょう?
先日、本屋でたまたまスーファミの本を見つけたので購入してみたのですが、この本の表紙にはこんな表記がありました。
「懐かしスーパーファミコンパーフェクトガイド」(Amazon)
「名作ソフト1447タイトル完全図鑑」
実際のところ、全タイトルの発売日リストが掲載されているだけで全然「完全図鑑」ではないのですが、今回取り扱いたいのはそこではなく、「1447タイトル」という言葉。
「1447タイトル」はどこから取った数字なのかわかりませんけど、ウィキペディアを見てみるとやっぱり「1447タイトル」となっています。
一方、ボクが個人的に集計しているスーパーファミコンのタイトル数は1443タイトル。
「超絶大技林2011年秋完全全機種版」でも、1443タイトルになっています。
「超絶大技林2011年秋完全全機種版」(Amazon)
この違いについてはかなり気になったので、ボクのリストと「懐かしスーパーファミコンパーフェクトガイド」のリストを比較してみたところ、気になるタイトルが4タイトルありました。
「復刻版 スーパー三國志II」
「復刻版 提督の決断」
「アンジェリーク プレミアムBOX」
「エミットバリューセット」
どれも光栄のタイトルなのですが、「復刻版」はそもそも復刻される前のバージョンがスーパーファミコン向けに発売されていますし、「プレミアムBOX」はスーパーファミコン向けに発売されているタイトルにグッズを付けたモノですし、「バリューセット」に至っては過去に発売されたタイトルをまとめたセット販売。
これらを別のタイトルとして集計しているのはなぜなのか、ちょっと疑問に思ってしまいました。
最初にも書いた通り、ボクは個人的には通常版も限定版も廉価版も同じタイトルとしてしまっているため、これらのタイトルは全部元のタイトルと同じタイトルとして集計してしまっています。
それが、「1447タイトル」と「1443タイトル」の違いだと認識できました。
でも、ここでふと疑問が浮かびます。
いわゆるバージョン違いは上記の4タイトルだけなの?ということ。
例えば、ニンテンドウパワーの書き換えタイトルはどれもパッケージ版と比較するとバージョン違いに相当するはずです。
ボクのまとめているデータベースに間違いがなければ、『ゲゲゲの鬼太郎 復活!天魔大王』にも復刻版が存在するはずです。
『バーコードバトラー戦記 スーパー戦士出動せよ!』にはバーコードバトラーIIインターフェイスが付いているバージョンと付いていないバージョンが存在しそうです。
『マリオとワリオ』にも、通常版とマウス同梱版が存在します。
そもそも『エミット』シリーズの3作は、通常版とwithボイサーくん版が存在するんじゃないですか?
スーファミターボのタイトルは、通常版と限定セットが存在しますよね?
ニンテンドウパワー専用タイトルの一部は、途中で価格が改定されているので、中身は同じだけどバージョン違いに入りませんかね??
などと思いつく範囲のことを想定しただけでも、タイトル数は増えると思うんですよ。
当時は値下げの概念が希薄だったため、あまり公にはされていない形で廉価版に移行しているタイトルもありますし。
ボク個人的にはすべてバージョン違いだけど同タイトル、いう集計をしますけど、「復刻版」や「プレミアムBOX」や「バリューセット」が別タイトルとして集計されているのであれば、タイトル数はもう少し精査されるべきなのではないかと思います。
で、実際のところ、スーパーファミコンのタイトル数は何タイトルになるのでしょうか??
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