Nintendo Switch向けに『聖剣伝説コレクション』が発売されることが発表されました。
「これでやっとディスクシステム版がプレイできるんだな」とか場を読めない発言をするヤツがいたら、とりあえず鼻をスイッチに見立てて鼻血が出るまで鼻を連打してあげても問題ないと思うのですが、それにしてもこれらのタイトルが収録されたソフトが発売されることで興奮できるというのは幸せなことです。
『聖剣伝説コレクション』(Amazon)
しかし、なぜ今『聖剣伝説』なのだろう?
そもそも『聖剣伝説』というタイトルは、若い人にとってはかなりポカンな存在かもしれません。
まぁ、スクエニさん、というか、スクウェアさんのスーファミ世代のゲームをプレイしていた人にとっては、『聖剣伝説』や『ロマンシングサガ』は、『ファイナルファンタジー』シリーズと並ぶタイトルとして記憶され続けていると思うのですが、プレステ以降のタイトルを見ていると、差をつけられた、というか、シリーズファンに認められていない、というか、幸せな進化をできていなかったりするんですよね。
どちらも続編的なタイトルが出てはいるのですが、すでに新作は別の層がプレイしているような印象。
しかし、スーファミの『聖剣伝説』をメインにした『聖剣伝説コレクション』が発表されると興奮する人が多いということは、みんなプレステやDSで発売されたタイトルのことを忘れてスーファミに戻りたいんですかね。
まぁ、スーファミに戻りたいことはわかるのですが、よくよく考えるとNintendo Switchのタイトルって、結構スーファミ色が強かったりするんですよね。
ロンチで『スーパーボンバーマンR』や『ぷよぷよテトリスS』があって、4月には『マリオカート8 デラックス』が発売され、5月には『ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ』、そして6月には『聖剣伝説コレクション』……。
ほら、こんな感じでしょ。
『SUPER BOMBERMAN R』(Amazon)
『ぷよぷよテトリスS』(Amazon)
『マリオカート8 デラックス』(Amazon)
『ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ』(Amazon)
90年代前半のボクには、友達が家に来て一緒にゲームをするような環境があったのですが、よくよく考えるとあのころ友達が来ると、『スーパーボンバーマン』や『ぷよぷよ通』、『スーパーマリオカート』や『ストリートファイターII』などのゲームで対戦をして、たまに一緒に挑戦するゲームとして『聖剣伝説2』をプレイしていたので……あの頃のまんまじゃないですか。
Nintendo Switchが提示する、TVモード、テーブルモード、携帯モードの3モードはきっと、家にしか作れなかったみんなでゲームをプレイする環境を、ゲーム機を持ち運ぶことによってどこにでも作り出せるようにする新しい試みなんだな、と実感させられます。
そうなると、次にNintendo Switchに来るゲームはこの辺なのかな。
SNS上には昔のゲーム関連のコレクション系タイトルを望む声が増えていますけど、今回はその流れではなく、多人数プレイができる昔のゲーム、もしくはその続編的なタイトルを望む方が方向性としては正しいように思いますよ。
写真のゲームで合っているかどうかは知らんけど。
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