1996年に発売されたゲームなのに、すでに「国民的アイドル」を目指すという言葉のチョイスが素晴らしかったゲームがありました。
すずきさんを「国民的アイドル」にするべく1年間の活動をフォローしていきます。
『あいどるプロモーション~すずきゆみえ』(Amazon)
前回の挑戦で何となく歌手活動には見切りをつけたので、次は映画女優を目指して頑張ろうかと思います。
てなわけで、15回目の挑戦。
序盤は相変わらずステータス上げに必死。
7月まで進み、礼儀作法、演技、モラル、気力は200オーバー。
能力は高いけど、いまだ仕事経験はなしという、なんだかヤバい方向に調整。
ここらで映画監督や映画プロデューサーへのプロモーション構成を行っていきます。
あと、ここまで演技のステータスを上げてあると、映画のオーディションで準グランプリあたりは獲得でき、若干ながら資金的にはありがたいのですが、なかなか仕事につながりません。
グランプリをとってもそこから直接仕事につながらないんですよね。
あまり細かい仕組みはわからないのですが、グランプリや準グランプリを取った後、しばらく仕事をチェックしていると、映画関係の仕事がちょこっとだけ発生することがあるだけで、スルーしてしまうとそれまでという感じ。
グランプリを取ったら、勝手に向こうからオファーが来るもんだと思っていたので、ちょっと予定外。
つーか、映画監督と映画プロデューサーに別々に面会して、それぞれどんな効果があるのかちょっと気になります。
歌手の場合はレコード会社にアタックすればいいだけだったので、いまいち効率化を図れません。
やっぱ、ステータスが高くても、オーデイションに受かっても、知名度が低いとどうにもならず、ある程度ファンを増やさないと映画の仕事はもらえないんですね。
ちょい役でもいいのに、そもそもの映画の仕事が全然発生しないとなると、実績自体が積めないんですよ。
あまりにも映画の仕事が発生しない中、9月の中盤になって、唐突にTVの仕事が発生したのでこなしてみると今回初のファン数増加。
映画の仕事はしたいけど、とりあえず入る仕事はこなしておきたい。
とりあえず、テレビのバラエティー番組のアシスタントをこなしていきます。
ファンが120名になったことが影響しているかどうかはわかりませんけど、映画の端役の仕事が入ったので、役者人生の第一歩を歩き出しました。
そんな時、すずきゆみえはこんな言葉を発しました。
「わたしも端役、主役になりたい。」
あぁ、「わたしも早く、主役になりたい。」か。
テレビのバラエティー番組のアシスタントの仕事の需要はそれなりにある中で、今度はビデオ映画の端役の仕事も発生。
仕事は少しずつ増えてきましたけど、その一方で、プロモーションでは映画監督と映画プロデューサーへの面会を続けたところ、資金不足でやばい状態に。
10月の時点で所持金が100万円を切ってしまいました。
しかし、いよいよ仕事も低空飛行なので、やむを得なく、映画監督と映画プロデューサーに面会しまくったら、今度はビデオ映画の主役のお仕事。
ビデオ映画というところがちょっと気になりますが、それでも主役は実績になるので、しっかりとこなしていきましょう。
資金はどんどん減るモノの、テレビのバラエティー番組のアシスタントをこなしていると、今度は映画の脇役の仕事が発生。
6日間の映画の脇役の仕事をこなすと今度は3日間の映画の端役の仕事。
脇役だって端役だって、映画の仕事ができることはいいこと。
しかし、11月の終わりでまだファンの数は977人。
このままいって大丈夫なのでしょうか。
多分ダメだけど。
資金的なピンチが続くモノの、1月には再びビデオ映画の主役を獲得。
ビデオ映画の主役を演じても、映画だと脇役というのが、役者業界のヒエラルキーなのかしら。
とりあえず、このゲームの中ではそんな感じになっているっぽいです。
3月にもなると、やれる仕事はやっておけという感じで、雑誌のグラビアの仕事なんかもこなしていくもすでに手遅れ。
最終的にファンの数は6325人。
見事に失敗してしまいました。
結果、「すずきゆみえ」は芸能界を引退して、結婚してしまいました。
結婚エンドはすでに見ているからどうでもいいけど、映画俳優を目指すにしても、最初は何にしても知名度が必要なことを思い知らされました。
次回はその辺を考慮して、映画女優としての「国民的アイドル」を目指していきます。
最近発売された本でも今作の紹介部分を担当したので、書店で見つけた方は是非チェックしてみてください。
『懐かしのプレイステーションコンプリートブック 語ろう! 僕たちの初代プレステ (メディアックスMOOK)』(Amazon)
まぁ、本ではランキングの中でちょっと触れているだけで、このブログの方が濃い内容になっているけど。
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