どうやら「懐かしパーフェクトガイド」のVol.7が明日発売のようなので、こちらもVol.7を始めさせていただきます。
ボク自身の「懐かしパーフェクトガイド」との関係を簡単に書くと、Vol.1では素材提供と一部の記事を担当し、Vol.2では一部の記事を担当する形で参加していたのですが、Vol.2の途中で編集を担当しているQBQの対応がおかしいことがわかり、Vol.3でさらにおかしくなっている状況が判明したため、Vol.3の途中で辞退してそのまま撤退しています。
その後、QBQの出版物を調べている中でおかしいことがいろいろと見つかったため、このブログ上で何がおかしいのか紹介しているのですが、最初はさすがにゲームサイドなどで書かれていたライターさんたちが参加していることもあるため、あまり大きく取り扱わないでいました。
ボク自身がどのような被害に遭っているか報告をしたうえで、QBQがこれまでにもネット上の素材をパクり続けているというあからさまなブラックな内容について報告してきたので、良心的なライターであれば、自らの声を上げるか撤退するかのどちらかの選択をするモノだと思っていました。
ところが状況が変わらず、むしろ、ゲームサイドなどで書かれていたライターさんたちが、QBQが過去に行った悪事を覆い隠すような役割を担いつつある状況にあります。
ゲームサイドの編集長だった山本さんのインタビューを実現させたことも、残念ながらすべての闇を覆い隠す要因になってしまっています。
現在、いいモノを作っているのだから、過去については細かいことを言うな、ということなのかもしれませんけど、被害状況は何ら変化していませんので、今回も問題点についてご報告していきます。
今年の2月より、「パクり?引用?パーフェクトマンデー」というコーナーを立ち上げました。
ライターさんであれば、自らの経験や知識を使って文章を作り上げるのが一般的だと思いますけど、世の中にはどこかにある文章を改変することで、まるで自分が作り上げたかのような文章を仕上げてしまうような人がいます。
ゲームを紹介する文章を書く際には、自分のプレイ体験に基づいて書くと思うでしょ?
彼らはそんなことはしません。
ネットにある文章を組み合わせてそれっぽい原稿を作り上げてしまうんです。
「パクり?引用?パーフェクトマンデー」はそんな疑いがある文章を積み上げることで、何か新しい事実がわかるのではないかと思って始めたコーナーなのですが、ここまでの10回の積み重ねで1つのことが判明しました。
「ゲームボーイクソゲー番付」の「バカキャラゲー番付」にある16タイトルの紹介文の内、10タイトル分の紹介文がネットからの改変の疑いが強いのです。
このコーナーを始めるにあたり、最初はいろんな本から疑わしい内容を挙げていこうと思っていたのですが、「ゲームボーイクソゲー番付」だけを見ていても、十分にネタが溜まってしまったんですよ。
なぜこうなるかというと、この本では「クソゲー番付」のカテゴリーごとに担当ライターが割り当てられているためで、これまでに挙げた10タイトルについてはすべて同じライターが担当していることがほぼ確定となります。
要するに、「高樹康平」「巴里一郎」「ジャンヤー宇都」「小島チューリップ」のどなたか一人が「バカキャラゲー番付」を担当していることになります。
「ゲームボーイクソゲー番付」(Amazon)
しかし、ボクの経験上、「スーパーファミコンクソゲー番付」で自分の原稿が校正時にネットからのパクリのような文章になってしまっていたことがあり、細かく修正を入れたところ編集から「こんなに細かくチェックする人は初めてです」とまで言われた過去は決して忘れないため、編集サイドが勝手に改変作業を行っている可能性は絶対に否定できません。
それゆえに、QBQの渡辺氏やゲーム出版のブレーンをやっている金子氏の疑いも晴れません。
ここまでの内容を見て、きっと「懐かしパーフェクトガイド」に参加しているライターさんからは、「昔の話でしょ」といわれそうな気がしますけど、昔の話ではないのです。
ここで「懐かしパーフェクトガイドVol.6」の奥付を見てみましょう。
「懐かしパーフェクトガイドVol.6」(Amazon)
「巴里一郎」の名前は見られませんでしたけど、「高樹康平」「ジャンヤー宇都」「小島チューリップ」の名前はありますし、QBQが編集を行っているため、渡辺氏や金子氏は当然ながらこの本に何らかの関与をしています。
「スーパーファミコンクソゲー番付」には「巴里一郎」の名前はありませんけど、『スーパービックリマン』の記事にも流用・改変の疑いがあるので、彼一人に責任をかぶせて何もなかったことにするなんてことはできません。
「スーパーファミコンクソゲー番付」(Amazon)
過去のゲーム関連本でやらかしたことについて何の反省も改善もしていないで、現在も同じスタッフでゲーム関連本を作っていることに対して、あまりに甘々じゃないですか?
自分は犠牲に会わないから大丈夫と思っているのかもしれませんけど、「懐かしパーフェクトガイド」がゲーム好きの集まるゲーム好きのための本であり続けたいのであれば、過去に同じスタッフが関与している本にある疑惑には真摯に対応して、ネットからパクった素材や文章があれば全て詳らかにした方が健全じゃないですか?
そうそう、とても嫌な予感がしているんですけど、もしかして「懐かしパーフェクトガイド」のVol.3からすべての記事を署名記事にしていることで、問題点を解消したと判断していたりしませんよね?
確かに現在の本ではおかしなことができなくなっているのかもしれませんけど、それで過去の本のことが全部なしになるなんてことはありませんよ。
このブログ内ではすでに過去に報告していますけど、「懐かしプレイステーションコンプリートブック」でボクが撮影した周辺機器の写真が「プレイステーションクソゲー番付」で流用された時には、ボクが自腹で本を購入して調べてQBQに報告した結果、「再録や素材の使い回しは事後報告」で「連絡が遅れた」というわけのわからない言い訳の上、「懐かしプレイステーションコンプリートブック」の時の撮影代の3倍の金額を「再使用料」として支払っていただけました。
つまりは、QBQさんは素材をパクった際の責任の取り方を十分に把握しているということですから、ネットからの写真の流用や文章のパクリに関しても、きっと責任を取る方法もよく理解されているのだと思います。
それゆえ、これまでに写真の流用については決定的なモノについて報告をしているので、QBQさんは気付き次第、流用元の写真の持ち主にあたって、ギャラを支払ってあげればいいんじゃないですか。
流用した原稿があれば同様に対応すれば、きっとみんな許してくれますよ。
まさか、いろいろとパクったことを何もなかったことにしたままで良質な本を作り続けようなんて都合の良い神経はしていませんよね?
本当にゲーム好きのために本を作っているのであれば、ゲームが好きだからこそ写真や文章をネットに上げている人たちのことを無視してパクって知らんぷりをするなんてことは信じられませんよ。
こんな簡単なことは「懐かしパーフェクトガイド」に参加しているライターさんだったらわかると思うんですよね。
既にQBQの手法に染まってしまった金子氏にはわからないんでしょうけど。
「懐かしパーフェクトガイド」が署名記事になった理由についてはボクの勝手な想像でしかないのですが、その想像が正解だとしたら、彼らはすでに悪手を打っています。
QBQのサイトを見に行くと、関わった出版物がたくさん掲載されているのですが、なぜかゲーム関係の出版物が存在しません。
以前はいくつか掲載されていたはずなんですけどね。
で、個人的にゲーム関係の出版物についてはそれなりに入手して調べているのですが、昨年末に発売されている「ファミコン裏技クロニクル」は「レトロゲーム裏技研究会」、「本当に面白いゲームボーイ神ゲーBEST100」は「レトロ神ゲー研究会」が企画や執筆したことになっていて、ライター名を完全に隠してしまっています。
これって、「懐かしパーフェクトガイド」のライターさんでQBQの信用を得て仕事を取りつつ、ライター名を書かない本でまた何か悪いことをしようとしているのではないかと疑ってしまいますよ。
もしかして、今後の出版物では「企画編集」の「QBQ」まで外そうとしていませんか?
今後、奥付に「QBQ」と書かれたゲーム関係出版物が「懐かしパーフェクトガイド」以外に確認できない状態になったら、これまでグレーだった案件もすべてが完全にクロになりますよ。
「懐かしパーフェクトガイド」がまっとうな本であるのであれば、次号でQBQが行った悪事をすべて暴いてくれませんか?
別に、ネットからパクった素材を使いまくった疑わしい本の仲間入りをしたいのであれば、これまで通りのやり方を続ければいいと思いますけど、この本に関わりながら、現在起きていることを他人事のようにツイートするような白々しいことはしない方がいいですよ。
ボクは期待しているんですよ。
2017年に「ゲームボーイクソゲー番付」がネガティブなことを書いてある本としてバッシングされたときに内容面で怒っていたライターが、パクリ問題に対してもっと大きな声を上げることを。
だって、ネガティブなことを書くのは嗜好の問題だけど、パクリは職業モラルの問題じゃないですか。
まさかこのことに黙ったままで「懐かしパーフェクトガイド」に参加し続けたりはしませんよね。
というわけで、ボクは「懐かしパーフェクトガイドVol.8」が発売されるまで「パクり?引用?パーフェクトマンデー」に疑惑のある文章を積み重ねていきながら、皆さんの活躍を期待しています。
QBQ(渡辺則明氏)が編集しているゲーム本 ※確認できている範囲の本を掲載しています
20160518「懐かしファミコンパーフェクトガイド」(マガジンボックス)
20160921「懐かしスーパーファミコンパーフェクトガイド」(マガジンボックス)
20161215「ファミコンクソゲー番付」(マイウェイ出版)
20170225「懐かしゲームボーイパーフェクトガイド」(マガジンボックス)
20170421「蘇るファミコン必勝本」(宝島社)
20170513「スーパーファミコンクソゲー番付」(マイウェイ出版)
20170710「本当に面白いファミコン神ゲーベスト100」(マガジンボックス)
20170727「懐かしのプレイステーションコンプリートブック」(メディアックス)
20170925「ゲームボーイクソゲー番付」(マイウェイ出版)
20171010「懐かしパーフェクトガイドVol.1」(ダイアプレス)
20171214「プレイステーションクソゲー番付」(マイウェイ出版)
20180111「懐かしパーフェクトガイドVol.2」(ダイアプレス)
20180217「懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー!!」(マイウェイ出版)
20180410「懐かしパーフェクトガイドVol.3」(ダイアプレス)
20180711「懐かしパーフェクトガイドVol.4」(ダイアプレス)
20180919「ファミコン非公認ゲームガイド」(マイウェイ出版)
20181011「懐かしパーフェクトガイドVol.5」(ダイアプレス)
20181119「ファミコン裏技クロニクル」(マイウェイ出版)
20181215「本当に面白いゲームボーイ神ゲーBEST100」(ダイアプレス)
20190111「懐かしパーフェクトガイドVol.6」(ダイアプレス)
20190411「懐かしパーフェクトガイドVol.7」(ダイアプレス)
※上記以外にもQBQの渡辺則明氏が編集しているゲーム関係の本がありましたら、コメント欄などで教えてください。
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